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文章基本信息

  • 标题:輸入食品の赤痢菌検査における試験品の保管と検出感度の検討
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  • 作者:川本 千枝 ; 宮城 和文 ; 鈴木 一郎
  • 期刊名称:日本食品微生物学会雑誌
  • 印刷版ISSN:1340-8267
  • 电子版ISSN:1882-5982
  • 出版年度:2004
  • 卷号:21
  • 期号:3
  • 页码:207-212
  • DOI:10.5803/jsfm.21.207
  • 出版社:Japanese Society of Food Microbiology
  • 摘要:

    S.sonnei の検査を実施する食品検体の搬送および保管について, 冷蔵または冷凍いずれの保管条件が適切か検討した.試験品として生理食塩水および食品 (カキ, アカガイ, クルマエビ, イカ, ヤングコーン) を用いた.その結果, S.sonnei の生存性は本菌単独の環境において冷蔵保管時に良く, 一般生菌が混在する食品中では冷凍保管時に良い傾向が見られた.また, 2002年に厚生労働省により示された2つの赤痢菌検査法 (試料の増菌方法として, (1) 直接嫌気培養を行う方法, (2) あらかじめ好気培養を行ってから嫌気培養を行う方法) について, E.coli 存在下での S.sonnei の検出感度を調べ, さらに実際の食品中 (カキ, クルマエビ, アカガイ, ヤングコーン) に S.sonnei を添加してその検出感度を調べた.その結果, 両検査法の検出感度は E.coli もしくは一般生菌数の影響を受けたが, 両方法ともPCR法の方が培養法よりも高感度であった.一般生菌の生存しない食品検体では≦10-1 CFU/gレベルまで S.sonnei を検出できたが, 一般生菌の存在する生鮮食品においては食品の種類によって上記2つの検査法の検出感度が異なった.これらの結果から, 検査実施の際は試験品の種類によって保管条件と検査法を選択する必要があると思われた

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