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文章基本信息

  • 标题:増菌培養法と遺伝子増幅法 (PCR法) の組合せによる食品衛生分野における黄色ブドウ球菌迅速検出法の検討
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  • 作者:和田 貴臣 ; 中寄 幸映 ; 石橋 弥
  • 期刊名称:日本食品微生物学会雑誌
  • 印刷版ISSN:1340-8267
  • 电子版ISSN:1882-5982
  • 出版年度:2005
  • 卷号:22
  • 期号:2
  • 页码:72-76
  • DOI:10.5803/jsfm.22.72
  • 出版社:Japanese Society of Food Microbiology
  • 摘要:

    現在, 多くの食品企業で Staphylococcus aureus の検査法には直接平板培養法が用いられているが, この方法は検出感度や迅速性に問題がある.本研究ではこうした問題点を改善する目的で, 選択増菌培養後, S. aureus に特異的なspa遺伝子をPCRで検出する方法の有用性を検討した.各種食品200検体について, 増菌培養+PCR法, 平板培養法ならびに増菌培養+平板培養法の3つの方法を用いて S. aureus の検出を行い, 検出感度や検出時間を比較検討した.その結果, 検出率は平板培養法では0.5%であったのに対し, 増菌培養+平板培養法では26.5%, 増菌培養+PCR法では28.0%で, 増菌培養+PCR法は増菌培養+平板培養法とほぼ同様の検出感度を示した.また, 検出時間は増菌培養+PCR法ではおよそ24時間であったのに対し, 他の2つの方法では4~5日を要した.したがって, 本研究で開発した方法は, 食品産業において S. aureus を検出するのに, 迅速かつ高感度な方法であると思われた.

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