仙草多糖類の構成糖は少なくともラムノース,アラビノース,キシロース,マンノース,グルコース,ガラクトースおよびガラクツロン酸の7種類であると考えられた.また,メチル化分析によりA,B画分ともに2,3,5-トリ- O -メチルアラビノース(またはキシロース,いずれもフラノース構造),2,3,4-トリ- O -メチルアラビノース(またはキシロース,いずれもピラノース構造),2,3,4-トリ--I>O -メチルラムノース,2,3,4,6-テトラ- O -メチルグルコース(またはマンノース)および2,3,4,6-テトラ- O -メチルガラクトースが同定された.