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  • 标题:小アジを原料とした魚味噌の品質に及ぼすクエン酸処理の影響
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  • 作者:原田 恭行 ; 小善 圭一 ; 里見 正隆
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:2008
  • 卷号:55
  • 期号:1
  • 页码:25-31
  • DOI:10.3136/nskkk.55.25
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    クエン酸を用いて骨を軟化し,小アジ魚体すべてを利用した魚味噌の調製を試みた.小アジの魚体全体を細切りし,2.3%(w/w)のクエン酸で4℃,72時間処理し,その後終濃度9%の塩および21%の麹と混合して30℃で100日間発酵させた.魚味噌中の骨片様の異物数は,酸処理区では対照区の1/8に減少していた.対照区では微生物が増殖して乳酸等の有機酸が生成したが,酸処理区では熟成中微生物の増殖が抑制され,乳酸等の生成が殆ど認められなかった.酸処理区では水溶性カルシウムが遊離し,100日間熟成後の水抽出カルシウム量は,300mg/100gだったが,対照区では129mg/100gであった.また酸処理区は,対照区と同程度(対照区の91%)の遊離アミノ酸を含んでおり,酸処理区においてもタンパク分解は進行したことを示していた.大豆味噌に酸処理魚味噌を10%添加して官能検査を行ったところ,魚味噌添加により旨味が増強されることがわかった.これらの結果から,魚体をすべて利用した魚味噌を製造する際,クエン酸処理により骨等が溶解し,品質が向上した製品が得られることが明らかとなった.

  • 关键词:魚味噌; 骨; 軟化; 酸処理; クエン酸
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