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  • 标题:ブナシメジ由来ポリテルペンのHL-60白血病細胞におけるアポトーシス誘導機構
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  • 作者:水本 裕子 ; 大野木 宏 ; 水谷 滋利
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:2008
  • 卷号:55
  • 期号:12
  • 页码:612-618
  • DOI:10.3136/nskkk.55.612
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    ブナシメジ( Hypsizigus marmoreus )の酢酸エチル抽出物には強い抗腫瘍作用があり,培養がん細胞にアポトーシスを誘導すること,その活性成分はブナシメジに特有のポリテルペン(hypsiziprenol A9)であることをこれまでに明らかにしてきた. 今回,我々はhypsiziprenol A9の抗腫瘍作用をさらに解明するためにアポトーシス誘導作用について詳細な検討をおこなった. hypsiziprenol A9は種々の培養がん細胞の増殖を強く抑制した.hypsiziprenol A9をHL-60(ヒト前骨髄性白血病細胞)に添加して4時間培養すると核の断片化が観察された.また,アガロースゲル電気泳動によってDNAラダーが検出され,フローサイトメトリーを用いた細胞周期解析によって経時的なhypodiploid細胞の増加が認められた.続いて,カスパーゼの活性を評価したところhypsiziprenol A9によって濃度依存的なカスパーゼ-2,-3,-8,-9の活性化が認められた.さらに,hypsiziprenol A9で処理したHL-60細胞において,ミトコンドリアの膜電位の低下が認められた. 以上の結果から,hypsiziprenol A9はミトコンドリア膜電位の低下とカスパーゼの活性化を介してHL-60細胞にアポトーシスを誘導することが明らかとなった.

  • 关键词:ブナシメジ; hypsiziprenol A9; がん細胞; アポトーシス
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