食肉の鮮度判定に用いられるレサズリン還元時間法を改良した。すなわち,試験用培地を白濁させ(ここでは10%脱脂粉乳を用いた),これに試料肉の生理食塩水抽出液とレサズリン液とを加え,一定時間後の色調を牛乳のレサズリン色調表を利用して判定し,鮮度を5段階にわけて表現した。この反応値と生菌数との間にはきわめて高い相関を認めた。