加熱温度をかえ,疲れ度合を同じにした揚げ油,すなわち泡延距離(疲れ度合を表わす測定法)30mmと40mmの揚げ油を調製するためには,150℃では35時間と60時間の加熱を要し,190℃では9時間と14時間の加熱,230℃では3時間と6時間の加熱で調製することができる。この泡延距離30mmと40mmの揚げ油でチキンラーメン,お好みをあげ,保存性を比較すると,190℃で加熱し,泡延距離30mm, 40mmにした揚げ油で調製したチキンラーメン,おこのみが保存性がもっとも劣り,ついで230℃で,150℃が最も安定であった。