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  • 标题:和ナシ長十郎の利用に関する研究(第1報) 果汁の成分について
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  • 作者:大久保 増太郎 ; 前沢 辰雄
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1964
  • 卷号:11
  • 期号:6
  • 页码:242-246
  • DOI:10.3136/nskkk1962.11.242
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    和ナシ長十郎のジュース原料としての適性を知るため,熟期ごとの果汁歩留りの測定と,生果汁についての成分分析を行ない,つぎのような結果を得た。 (1) 長十郎ナシの家庭用ジューサーによる果汁歩留りは約80%であった。 (2) 時期別の果汁の糖含量の変化からみて,ジュース原料としての採取期は青果としての出荷適熟期のものより,10~15日後の完熟以後のもののほうが有利である。 (3) 果汁中の糖はショ糖,果糖,ブドウ糖で,適熟期以後の全糖分は9~10%であった。 (4) 有機酸はリンゴ酸が主体で,総酸量はリンゴ酸として0.11~0.15%であった。また芯中にはクエン酸も多く,そのほか乳酸,コハク酸が認められた。 (5) 芯果汁中のアミノ酸はアスパラギン酸,グルタミン酸,アスパラギンなどが多く,そのほか11種のアミノ酸が検出され,従来認められていなかったプロリン,γ-アミノ酪酸,グリシン,スレオニン(田村ら16)は不確かながら認めている)なども検出された。

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