ポリエチレン袋に入れたウインナーソーセージに紫外線を照射してその影響につき無照射のものと比較し次のような結果を得た。 (1) 紫外線照射により試料表面の菌数が少なくなり,ねとの発生が遅くなる効果があり,表面の観察,pH測定でもこのことは容易に知れる。なお照射が試料重量,表面の色におよぼす影響はないようである。 (2) ウインナーソーセージのねと防止の一助として紫外線殺菌灯の積極的な利用も考えられる。