(1) 枸杞の葉,根皮および酒の遊離アミノ酸,葉および果実の酸・アルカリ分解物をペーパークロマトグラフィーによりアミノ酸の検出を行なった。 (2) その結果,遊離アミノ酸は葉については8種のアミノ酸を確認(ほかに未知スポット数2),根皮では10種,枹杞酒については12種のアミノ酸を確認した。また酸分解は葉については18種,果実については14種のアミノ酸(ほかに未知スポット数1)を確認した。 (3) 酸分解試料中においては,塩基性アミノ酸がやや多く検出された。