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文章基本信息

  • 标题:食物繊維,ポリフェノール化合物および有機酸によるアルミニウム結合特性
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  • 作者:福島 正子 ; 谷村 顕雄
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1995
  • 卷号:42
  • 期号:6
  • 页码:425-429
  • DOI:10.3136/nskkk.42.425
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    食品および食品包装材料などから溶出したアルミニウムを経口摂取した場合の体内吸収の可能性を調べるため,アルミニウムイオン(Al3+)と他の食品成分との結合について実験を行った. 試料としては,大豆から抽出した食物繊維,市販の食物繊維,その他の多糖類,ポリフェノール化合物および有機酸類を,アルミニウムは原子吸光分析用の標準試薬を用いた.方法としては,一定量のアルミニウム溶液を各試料とともに37℃, 1時間保持した後,残留アルミーウムイオン量(Al3+)をエリオクロムシアニンR吸光光度法10)で測定した.また不溶性の試料については,同様の処理をした後ろ過し,ろ液中のイオン量(Al3+)をクロムアズロールS吸光光度法10)で測定し,各試料に結合したアルミニウム量を求めた.その結果,大豆抽出SDFは無水物1gあたり21mg,熱水抽出ペクチン質は5mg,シュウ酸アンモニウム抽出ペクチン質は3mgのアルミニウムイオンを結合した.市販のコーンファイパーには水溶性,不溶性とも結合能はなかった.大豆抽出の水溶性ヘミセルロースは0.4mg,ヘミセルロースの主成分であるキシランが0.5mgのアルミ.ニウムを結合した.ポリフェノール化合物では茶葉に含まれるエピガロカテキンガレートが1gあたり1.6mg,タンニン酸が1.1mg,コーヒーに含まれるクロロゲン酸が0.7mgのアルミニウムを結合した.また有機酸においては,クエン酸の結合力が特に大きく約44mg,シュウ酸が30mgであった. これらのことから経口摂取されたアルミニウムは,必ずしも吸収されるとは限らず,一部は食物繊維やポリフェノール類とともに体外に排出されると考えられた.これに対し,クエン酸に結合したアルミニウムはむしろ吸収される可能性が高くなると考えられる.

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