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  • 标题:S-カルボキシメチル化および加熱β-ラクトグロブリンの蛋白質分解酵素処理
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  • 作者:奥村 史朗 ; 鐘ヶ江 裕志 ; 山田 耕路
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1995
  • 卷号:42
  • 期号:8
  • 页码:583-587
  • DOI:10.3136/nskkk.42.583
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    β-LgはpH 3.5においてpH 7.0の時より難分解性であった.S-CM化したβ-LgはpH 3.5の緩衝液中においても容易に分解し,このことからpH 3.5におけるβ-Lgの難分解性はその立体構造に起因していると推測された.pH 3.5ではオリエンターゼ20Aが,pH 7.0ではトリプシン,キモトリプシン,オリエンターゼONS,デナチームAPが分解のために有効である.β-Lgを60℃-80℃で加熱変性することにより分解性がよくなる.各種プロテアーゼによるβ-Lg分解物をELISA抑制試験したところ,pH 3.5での分解物ではオリエンターゼ20Aによる分解物がもっともアレルゲン性が低下しており,β-Lgに比べて1/100であった.pH 7.0ではキモトリプシンによるβ-Lg分解物のアレルゲン性が最も低下しており,β-Lgに比べて約1/1000となった.ELISA抑制試験におけるアレルゲン性の低下は,β-Lgの残存量によるスクリーニング結果とほぼ同じ順序となった.

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