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  • 标题:寒天ゲルの離漿の速度解析
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  • 作者:長坂 慶子 ; 種谷 真一
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1996
  • 卷号:43
  • 期号:11
  • 页码:1176-1182
  • DOI:10.3136/nskkk.43.1176
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    寒天ゲルおよびその蔗糖添加ゲルについて,離漿量および動的粘弾性を測定し,以下の結果が得られた. 1. 各試料とも保持時間に対して離漿量は単調に増加し,保持時間40時間以上でほぼ平衡離漿量に達すると考えられる. 2. 離漿現象はM=kt/(1+kt),あるいは離漿速度dM/dt=k(1-M)2で表すことができる.ここでM=m/m(m:平衡離漿量,m:保持時間tにおける離漿量).kは離漿速度定数である. 3. 寒天濃度が増すと平衡離漿量およびkは増加するが,蔗糖添加濃度が増すと平衡離漿量は減少し,kは減少傾向にあった. 4. 寒天ゲルの貯蔵弾性率は2~9×103N/mm2の範囲にあり,離漿量が増すにつれて,比例的に減少した.しかし,損失弾性率はほとんど変化しなかった.寒天濃度および蔗糖添加濃度が増すと貯蔵弾性率は増加した. 5. 寒天ゲルの貯蔵弾性率比(E/E0)は.寒天の密度比(ρs0)の増加につれて減少し,収縮比(Vs/V0)1/3の減少につれても低下した.貯蔵弾性率の減少はゲルを構成するアガロース分子の網目構造のたるみによって生ずることが推察された.

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