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文章基本信息

  • 标题:高酸度食酢生産菌 Acetobacter polyoxogenes の膜成分と形態
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  • 作者:東出 敏男 ; 奥村 一 ; 川村 吉也
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1996
  • 卷号:43
  • 期号:2
  • 页码:117-123
  • DOI:10.3136/nskkk.43.117
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    1. 高酸度食酢生産菌 A. polyoxogenes の膜成分および形態を各酸度において調べた. 2. 膜の主要成分であるリン脂質の組成は酸度に応じて変化した.酸度の上昇とともにフォスファティジルコリンが増加し,フォスファティジルグリセロールが減少した.フォスファティジルエタノールアミンはあまり変化しなかった.またカルジオリピンは検出されなかった. 3. 全脂質の脂肪酸組成はシスバクセン酸が約86%を占め,不飽和脂肪酸の比率の高いものであったが,酸度が変わっても組成はあまり変わらなかった.リン脂質種の結果と併せて,酢酸醗酵中を通じて膜の流動性は高い状態で維持されていると推察した. 4. 各酸度における菌体タンパク質の電気泳動をみると可溶性画分ではやや差が見られたが,酢酸醗酵に関係の深い酵素を含む膜画分ではほとんど差が認められなかった. 5. 各酸度で採取した A. polyoxogenes の電子顕微鏡写真をみると,8%と12%では菌体の表面が著しくシュリンクしていたのに対して,19%は正常な形状を呈していた.これは細胞壁が強化されたためと考えられる. 6. したがって, A. polyoxogenes は酸度の上昇とともに膜成分も細胞壁の構造も変化したと考えられた.

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