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文章基本信息

  • 标题:高周波回路を用いた非接触電導度測定器の開発
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  • 作者:乙部 和紀 ; 杉山 純一 ; 菊池 佑二
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1997
  • 卷号:44
  • 期号:1
  • 页码:38-43
  • DOI:10.3136/nskkk.44.38
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    ラジオ周波数(RF)領域の交流電磁場による電解質溶液中でのエネルギー損失特性を利用して,電導度に対応する指標を非接触的に測定する装置を考案した.本装置は空芯ソレノイドとLC発振回路,発振強度測定用の直流電流計により構成されている.ソレノイドの筒内に試料をいれた樹脂製試験管を挿入し,挿入前後の発振強度の変化を電導度の指標として用いた.本装置の基本特性を調べるため,各種電解質水溶液を調製し,電導度計による測定結果と発振強度変化との対応を調べた結果,以下のような知見が得られた: (1) 塩化ナトリウム水溶液について電導度-発振強度特性を調べた結果,発振強度が103μS/cm近傍で極小,104μS/cm近傍で極大を示す非線形な特性曲線が観察された. (2) 塩化ナトリウム,塩化カリウム,水酸化ナトリウム,硫酸銅,無水クエン酸の各電解質水溶液について20MHzにおける電導度-発振強度特性を調べた結果,すべて塩化ナトリウムの特性曲線に一致することが確認された. (3) 純水,エタノール,メタノール,グリセリンの発振強度変化特性を調べた結果,グリセリンは他の物質に比較して発振強度変化への寄与が大きいことが判明した. (4) クエン酸・グルコース混合水溶液とクエン酸水溶液について電導度-発振強度特性を比較した結果,両者の特性は一致することが確認された. (5) 塩化ナトリウム水溶液の特性曲線から作成した検量線を用いて電導度推定を行ったところ,101~105μS/cmの範囲で,平均して実測電導度の4%以内の誤差で推定が可能であった.

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