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文章基本信息

  • 标题:ハウス栽培完熟マンゴー(Mangifera indica L.)果実の色調,果肉硬度,呼吸量および主要成分におよぼす貯蔵の影響
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  • 作者:上田 茂登子 ; 佐々木 勝昭料 ; 宇都宮 直樹
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1999
  • 卷号:46
  • 期号:1
  • 页码:16-23
  • DOI:10.3136/nskkk.46.16
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    ビニールハウス内で栽培されたアーウィン種マンゴーの樹上で完熟した果実を25℃・3日間(試験区1-a),25℃・3日間+4℃・3週間(試験区1-b),25℃・3日間+4℃・6週間(試験区1-c)ならびに4℃・3週間(試験区2-a),4℃-3週間+25℃・3日間(試験区2-b),4℃・6週間(試験区2-c),4℃・6週間+25℃・3日間(試験区2-d)貯蔵し,各貯蔵果の色調,果肉硬度,呼吸量および主要成分を測定すると共に官能検査を実施し,貯蔵による果実の品質変化を検討した. その結果(1) 各試験区の果実はともにL値およびb値はほとんど変化しなかったのに対し,試験区1における各貯蔵果のα値はいずれの部分においても顕著に高くなった.試験区2においても各貯蔵果のa値は上昇したが試験区1よりもやや低い値を示した.また,果肉色に関しては,試験区1-cのa値はやや上昇したが,他の果実ではほとんど変化しなかった. (2) 果肉の硬度は全ての貯蔵果で低下した.特に低温貯蔵期間が長期にわたった果実は著しく低下するとともに萎びやピッテングが認められた.なお,採取直後の果実では,測定部位によって硬度に明確な差異が認められたが,貯蔵果の場合は測定部位による硬度の差はほとんど認められなかった. (3) CO2排出量として求めた呼吸量はいずれの貯蔵果においても減少したが,特に4℃で3週間あるいは6週間貯蔵した試験区1-b,cならびに2-a,cの貯蔵果ではその減少が顕著であった.しかし,低温で貯蔵した後25℃で3日間放置した試験区2-bとdの貯蔵果の場合はある程度呼吸量が増加した. (4) 果実の品質や食味に関係する主要成分のうち,AISとでんぷんはいずれの貯蔵果においても約半減,ペクチンは漸減,シュクロースは試験区1-aの果実を除き漸減,フラクトースは漸増,クエン酸とリンゴ酸は減少あるいは増加の傾向を示した.グルコースは,試験区1-aの果実では減少,1-bとcではやや減少,試験区2のいずれの果実においても増加の傾向を示した.なお,果実重の減少率は貯蔵期間が長期にわたるに従い高くなった. (5) 各試験区の貯蔵果実に関する官能検査の総合評価の結果は,1-a>1-b>完熟新鮮果実>2-a≧2-b>2-d>2-c≧1-cであった. (6) 以上の諸結果から,樹上で完熟したアーウィン種マンゴー果実は4℃の低温で3週間程度の貯蔵は可能であると推定した.

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