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  • 标题:Sprague-Dawleyラットの脂質代謝に及ぼすサラトリム含有ビスケットの効果
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  • 作者:野中 美智子 ; 長森 陽一 ; 山田 耕路
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1999
  • 卷号:46
  • 期号:10
  • 页码:638-644
  • DOI:10.3136/nskkk.46.638
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    サラトリム使用ビスケット粉末についてSprague-Dawley系雄ラットについて成長試験を行い,血清,肝臓の脂質濃度および組織の脂肪酸組成に及ぼす影響を検討した.FINLEYの方法2)によるサラトリムの推定エネルギー値は4.8kcal/gであった.血清の総コレステロール,リン脂質およびトリグリセリド濃度はいずれも,サラトリムとコーン油の違いの影響は有意なものではなく,肝臓のコレステロール濃度はサラトリム群で21%コーン油群より低い値を与える傾向であり,42%コーン群より有意に低かった.肝臓リン脂質の脂肪酸組成はサラトリム群でコーン油群に比べ,ステアリン酸,アラキドン酸およびドコサヘキサエン酸の割合が高く,リノール酸の割合が低かったので,リノール酸不飽和化指標は高くなる傾向であった.副睾丸周辺脂肪組織の脂肪酸組成は,サラトリム群でコーン油群に比べ,オレイン酸の割合が高く,リノール酸の割合が低かった.腎臓周辺脂肪組織の脂肪酸組織は,サラトリム群でコーン油群に比べ,オレイン酸の割合が高く,リノール酸の割合が低かった.腎臓周辺脂肪組織の脂肪酸組成は,サラトリム群でコーン油群に比べ,オレイン酸の割合が高く,リノール酸の割合が低い傾向であった.これらの結果は,サラトリムは本実験条件下では血清・肝臓のコレステロール値の上昇や脂肪酸組成に大きな影響を及ぼさず,低カロリー効果を示し,健康付加価値が高いことを指摘している.

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