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  • 标题:高速液体クロマトグラフィーによる果実搾汁液の糖分析における簡易試料調製法
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  • 作者:藤原 孝之 ; 坂倉 元 ; 伊藤 寿
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1999
  • 卷号:46
  • 期号:2
  • 页码:81-88
  • DOI:10.3136/nskkk.46.81
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    ウンシュウミカン,メロン,イチゴ,ニホンナシおよびブドウの5種類の果実について,HPLCにより糖を測定する場合の,アルコール抽出に代わる前処理法として,搾汁液を用いる簡便な方法を検討した. (1) 各果実において,室温下で搾汁し,直ちにHPLC分析することにより,エタノール抽出と同様の信頼性を有する測定値が得られた.なお,ウンシュウミカンでは搾汁法と工タノール抽出法により糖組成にわずかながら差異が認められたが,これは搾汁液と残さ中の糖組成が異なるためと考えられた.また,ウンシュウミカンは,搾汁率の違いがわずかながら果汁の糖組成に影響を与えるので,一定の方法で搾汁を行う必要がある. (2) 搾汁液を24時間,また,搾汁液を希釈,濾過した試料を48時間それぞれ室温下で保存したところ,ウンシュウミカンでは糖組成の変化は認められなかったが,他の果実ではショ糖の分解がおこった.ブドウでは希釈液,ブドウ以外の果実では搾汁液および希釈液について,それぞれ電子レンジを用いてマイクロ波処理すると,簡便にショ糖分解を軽減できることが明らかとなった. (3) 以上の結果から,果実の搾汁液を用い,マイクロ波加熱を適宜行う前処理法により,HPLCで多数試料の糖濃度を簡便に測定できることが明らかとなった.

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