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  • 标题:アワ種子からのシステインプロテイナーゼインヒビターの精製と性質
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  • 作者:田代 操 ; 倉田 明枝 ; 長谷川 敦子
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:2000
  • 卷号:47
  • 期号:2
  • 页码:105-111
  • DOI:10.3136/nskkk.47.105
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    アワ種子の1%NaCl水溶液抽出物より,熱処理,硫安塩析,DEAE-Sepharose CL-6Bイオン交換クロマトグラフィー,Sephadex G-50ゲル濾過,さらにクロマトフォーカシングにより,システインプロテイナーゼインヒビターを電気泳動的に均一にまで精製した.本インヒビター(FMCPI)は分子量12000,等電点5.2を有する一本鎖のポリペプチドで,そのアミノ酸組成はアスパラギン酸(又はアスパラギン),グルタミン酸(又はグルタミン),アラニンに富み,半シスチンを欠いていた.FMCPIは比較的熱に安定で,pH2および7では,100°C,20分間の処理後も半量以上の活性を保持していた.しかし,pH10ではほぼ全活性を失った.本インヒビターはトリプシン,α-キモトリプシン,ペプシンを全く阻害せず,一方,パパイン,フィシンを強力に,さらにブロメラインに対しても阻害活性を示した.FMCPIのパパインに対する阻害の化学量論はタンパク質モル比1:1で,阻害定数(pH6.5)は2.4×10-11Mであった.また,インヒビターは,触媒能を有しないパパイン分子とも結合できることが示された.

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