GABA高含有カボチャ加工品のストレスに対する効果を調べるために動物試験を行なった.カボチャ加工品をラットに投与し,エーテルストレス時のストレス指標とした,血中のホルモン量を測定した結果,カボチャ加工品無投与群と比較して,600mg/kgの6日間連続投与をした場合には,ACTH量の有意な低下と5HT量,甲状腺ホルモン量の低下抑制が観察された.また,カボチャ加工品をマウスに投与した時のチオペンタール麻酔持続時間は無投与群に比べて延長した.これらの結果から,カボチャ加工品にはストレスを緩和する抗ストレス効果があるものと考えられた.