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文章基本信息

  • 标题:甜茶抽出物のアリルメチルスルフィドに対する消臭効果
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  • 作者:清水 和正 ; 前田 裕一 ; 大澤 謙二
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:2004
  • 卷号:51
  • 期号:4
  • 页码:205-209
  • DOI:10.3136/nskkk.51.205
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    アリルメチルスルフィド(AMS)に対して消臭効果を有する植物抽出物の探索を目的として,消臭活性スクリーニングを行い,以下の知見を得た. (1) 各種植物抽出物を用いてAMSに対する消臭活性評価を行った結果,甜茶,ヤマモモ樹皮,ユーカリ葉の水抽出物は高い消臭活性を示した. (2) 消臭活性の最も高い甜茶水抽出物(RSW)に対して脱ポリフェノール処理を行い,処理物中のポリフェノール含量と消臭活性を調べた結果,両者の間には高い相関性が認められた.また,RSWの分画により得られたポリフェノール高含有画分において,高い消臭活性が認められたことから,甜茶の消臭効果にはポリフェノール成分が関与していることが明らかとなった. (3) ガスクロマトグラフを用いて活性画分RSW-24とAMSとの消臭反応後の生成物を分析したところ,アリルメチルスルホキシド(AMSO)が検出された. (4) 嫌気条件下で甜茶分画物によるAMS消臭試験を行った結果,AMS消臭反応には酸素が必要であることが明らかとなったことから,甜茶の消臭反応としてポリフェノール成分存在下でAMSが酸化され,AMSOへ変換する反応機構が推定された.

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