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文章基本信息

  • 标题:転換学習に関する研究II 先行学習の訓練量をより広範囲に変えた場合
  • 作者:杉村 健 ; 岩原 信九郎
  • 期刊名称:教育心理学研究
  • 印刷版ISSN:0021-5015
  • 电子版ISSN:2186-3075
  • 出版年度:1959
  • 卷号:7
  • 期号:3
  • 页码:12-17,61
  • 出版社:The Japanese Association of Educational Psychology
  • 摘要:

    最近の人間およびねずみに関する研究において, 先行学習における強化数が多いほどそれと対立的な後学習が容易になることが示されている。これはHull-Spence流の強化説からの予想とは矛盾するものである。これに対してGrant and Berg (2) は過剰学習によつて学習する構え (learning set) ができること, および先行学習から後行学習への移行すなわち強化の型の変化が容易に弁別できるようになるからであると説明し, Stevenson andMoushegian (6) , Capaldi and Stevenson (1) もこの説を支持している。またReid (5) は「特殊な弁別反応」とともに学習の後期には過剰学習が進むにつれて「弁別する反応」 (response of discriminating) が発生し, それによつて逆転学習が容易になるのであると説き, Pubols (4) もだいたいこの説を支持している。 これに対して著者ら (3) は弁別学習においてはその初期には従来のS-R説に従う「特殊な刺激対象に対する反応」が作用し, 学習完成後には特殊な刺激に関係のない「弁別する構え」が働くものと仮定した。そしてこの考えが正しいならば強化数は一義的に弁別の転換を容易にせずある臨界点があり, その点より前においてはHull-Spence的な考えが妥当して学習の転換が強化数とともに困難になり, その点以後は弁別する構え (いわゆるlearning set) が発達して強化数につれて後学習が容易になることが予想される。さらにKrechevskyの「仮説」の考えが正しいならば, 先行学習の強化数を少なくして学習を転換した場合には先行学習を行なわずに後学習のみを行なつた群との差がなくなることが予想され, これは弁別学習における連続-非連続の問題において取扱われてきたものに対応する。したがつて上述の2つの因子とこの「仮説」の因子を入れて弁別学習においては3つの要因が働いていることになる。これに対してSpenceらの主張する連続説が正しいならば先の強化因子のみが仮定されよう。 しかし, 以上の予想とは異なつて従来の研究 (1, 2, 4, 5, 6) においては強化数が多くなるほど後学習が容易になるという結果のみが示されているのは, おそらく上述の強化説と「仮説」の概念が妥当すると考えられる臨界点までの範囲を取り扱つていないためであろう。そこでわれわれは先の研究 (3) で児童を被験者とし, 赤と白の箱を刺激に用いて先行位置学習の基準を広範囲に変えてみたところ, 群間の有意差はえられなかつたが一応予想どおりの結果を得た。しかし臨界点までの強化数の変化はあまり厳密であるとはいえず, 強化数をより少なくしたら仮説の概念が適用できるかどうか, また強化数をさらに多くして統計的有意性が得られるかどうかを吟味すべく, そして被験者や課題が異なつていても上の予言が妥当するか否かを見るために本研究を行なつた。

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