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  • 标题:組織体におけるリーダーシップの構造-機能に関する実証的研究
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  • 作者:三隅 二不二 ; 田崎 敏昭
  • 期刊名称:実験社会心理学研究
  • 印刷版ISSN:0387-7973
  • 电子版ISSN:1348-6276
  • 出版年度:1965
  • 卷号:5
  • 期号:1
  • 页码:1-13
  • DOI:10.11558/jjesp1960.5.1
  • 出版社:The Japanese Group Dynamics Association
  • 摘要:

    本研究は, ある炭鉱企業組織体における第一線監督者, 並びにその上役である第二線監督者の監督行動の類型を, 目標達成機能 (P機能) と過程維持機能 (M機能) の2次元から操作的に, P型, M型及び両者を兼備したPM型, 次にPとMの機能の強度が, 基準以下に弱いpm型の4類型を設定した。そして, それぞれの監督行動類型が, 集団の生産性と成員の “モラール” に対していかなる効果を与えるかを, 明らかにしようとしたのである。 監督行動のP, M得点は, その監督者の部下たる一般採炭員の認知にもとづいて測定された。調査対象は, 一般採炭員215名。調査の方法は, 質問紙による集団面接法であった。 結果を要約すれば次のごとくである。 (1) 高生産の4作業集団のうち3集団の第一線ないしは第二線監督類型として共通なものはPM型であった。一方, 低生産の同じ3集団においては, P型であった。 (2) 残りの一作業集団においては, M型が高生産の作業集団に存在したことが, 低生産の作業集団と相違する点であった。そして, 低生産の作業集団においては, pm型が共通類型であった。 (3) 高生産の作業集団の方が, 低生産の作業集団と比較して, 作業員の “モラール” が相対的に高い傾向が見出された。 (4) 監督行動におけるPとMの要因が, 生産性とモラールの増大に最適度の刺激となる場合は, PとMが相乗関係の状態, すなわちPMのときである。そのとき, MがPに対して触媒的効果を生じるという解釈が本調査結果にも妥当するであろう。 (5) PとMの要因効果には, PとMの強度も何らかの相関があることが暗示された。

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