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  • 标题:パターン・プラクテイスにおける集団学習の効果について
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  • 作者:生富 寛
  • 期刊名称:実験社会心理学研究
  • 印刷版ISSN:0387-7973
  • 电子版ISSN:1348-6276
  • 出版年度:1965
  • 卷号:5
  • 期号:1
  • 页码:87-93
  • DOI:10.11558/jjesp1960.5.87
  • 出版社:The Japanese Group Dynamics Association
  • 摘要:

    本研究は高校1年のクラブ活動でのパターン・プラクテイスを中心にした英語の学習活動で, 集団学習法によって指導した場合と講義形式による場合とでの効果の比較を目的としたものである。各組とも16名からなるが, 集団学習組は更に4人グループで4群構成された。1日3時間で12日間計36時間の学習活動を行った。教材はC.C. FriesのAmerican English Series第2巻の単元1より5までを用いた。各単元での基点となる文をもとにして, 教師対生徒によるパターン・プラクテイスをまず行い, その後集団学習組では集団単位でメンバー間の対話による口頭練習に入った。講義組は特に生徒の口頭発表を強調して教師対生徒のプラクテイスを行った。教材は全て基点文を基調として学習されていった。学習効果は5つの面から測定された。テストは学習活動の前後2回にわたって行われた。その結果次のことが明らかになった。 学習活動後において, 集団学習組講義組ともに全5種類のテストにわたって著しく高い点をとる様になった。集団学習組では講義組とくらべて特にそれが大きいと認められた。テスト1のヒアリングでは講義組の方が, 集団学習組よりよい点をとった。テスト2の問に対する速答, テスト3の語彙交換とコンヂュゲイションについては, 集団学習組は講義組よりいくらかよいという程度であった。テスト4の読解力と英作文, テスト5の英作文では集団学習組が講義組とくらべて著しく高い点をとった。このテスト別による両組の得点傾向から, 集団学習組では英作文形式の問題でとくによい点をとる様になった。また講義組ではヒアリングが集団学習組よりよかったという特徴をあげることが出来る。 グループ別の得点傾向からは, メンバーがほぼ同じ様な実力からなる集団が高い向上率をみせた。そしてこの種の集団はまた凝集性も高かった。 パターン・プラクテイスにおいて, 集団学習組が英作文形式の問題を中心にして講義組よりよい成績を示したが, これはメンバー間の相互交渉を通して自然な対話練習が出来たことと, 口頭練習の機会が講義組より多かったこと等によると考えられる。その外毎日20分間づつ行った書取り練習の時, 集団学習組によくゆきわたっていたメンバー同士の助合いもあげることが出来る。

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