CPの基本的な行動特徴として, 過度緊張が認められる, 呼吸運動も, 筋肉運動という行動水準から, 把えるとき, さまざまな異常運動型を示すことが明らかでこの型を呼吸曲線によって3つのタイプに分類して記述した。 しかも, 条件下での呼吸運動はnormalのそれと比較して, 明らかに, 過呼吸・動揺のリズムが繰返えされたり, 運動の意図的コントロールが容易に表出されないことも, 明らかとなった, また, 過呼吸, クイック, 棒にぎりの運動パターンも, 安静時の呼吸パターンの圧縮あるいは, 拡大の傾向を示すことも確かめられた。 CPの呼吸運動は, 胸部, 腹部, 肩の協応的運動が不全で, 幼児期のままの未発達の呼吸パターンを生起していることも検討された。 CPの運動はframe-workを, 身体的感じにおいて判断基準を持つので, 坐位で閉眼胸式の場合, 呼吸頻数が多くなることも判明した, 更に, 呼吸にも, 呼吸の定型と定型化成が存在し, これが弛緩行動のためにも, 機能訓練にも, 重要なfactorとなることが述べられた。