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  • 标题:X線及びCo-60照射による練製品の保藏
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  • 作者:浦上 智子 ; 今井 登美枝
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1957
  • 卷号:10
  • 期号:3
  • 页码:145-148
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.10.145
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:X線の線量は線量計によるから可成り信頼される数値であるがCo-60の線量は, 計算値によるものであるから単に線量のオーダーを示したに過ぎない。従つて今後化学的Dosimetryの方法で確めて見る考えである。 蒲鉾の鮮度測定には揮発性塩基窒素, pH, 酸度, 揮発性酸度及び総菌数測定等が用いられているが官能検査の結果とは必ずしも一致せず, 2種類以上の方法を併用している。我々の結果も腐敗の勅期に於て揮発性塩基窒素量の著しい増加を示さなかつた。又pH測定結果も腐敗の初期に著しい変化を示さず, 腐敗が著しく進行した時初めてpH7を示している。之は内山等の示すbuffering effectによるものかも知れない。従つて腐敗の初期では蒲鉾の表面は弱酸性であるから, 菌の代謝により生成される弱酸性物質の検討が鮮度測定に意義を与えるものと考えられる。揮発性塩基窒素は二次的に生成され, しかもbuffering effectを受ける可能性もあるから, 腐敗初期の現象をとらえるには適当ではない。従つて弱酸性物質の測定方法及び試料採取法を富山等の方法と併せて検討する必要がある。 X線照射試料の保蔵期間の延長は第3~5表に示す如く, 17~20の保蔵温度では対照は3日目に腐敗初期に入るが, 3×104~5×104rep. 吸収の試料はそれぞれ4日乃至5日目にネトを発生した。即ち対照より1~2日長く保蔵出来る。保蔵温度14~16°では対照の3日の保蔵期間に対して3×104及び5×104repに吸収のものは5目~8日保蔵出来, 対照より2~5日長く持つ。0~3℃の冷蔵庫の温度では対照が4日持つのに対し, 5×104rep吸収試料は40日程度保蔵出来る。 Co-60照射試料について, 保蔵温度17~20℃では対照の3白に対して, 4×105~6×105γ照射試料は7日, 1×106γ照射のものは9日保蔵出来, 対照より4~6日長く持つ。14~16℃に於ては4.6×105及び7×105γ照射試料は対照より3~6日長く保蔵出来る。11~13°では3×105~7×105γ照射試料は対照より2~4日長く保蔵出来る。従つて一般に照射線量の多い程, 保蔵温度の低い程長く保蔵出来ると云える。弱いX線の場合でも0~3℃附近では著しい効果が見られる。 Co-60のP. E. F. 及び蒲鉾の栄養価については目下検討中である.
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