文章基本信息
- 标题:アミノ酸の栄養に関する研究 (予報)
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- 作者:宮崎 基嘉 ; 星野 直司 ; 早川 清一 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1960
- 卷号:13
- 期号:3
- 页码:174-178
- DOI:10.4327/jsnfs1949.13.174
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:アミノ酸の栄養に関する動物試験を行なうにあたり, 飼料中の窒素含量とその栄養効率の関係について検討した。飼料の蛋白源にはカゼインにLシスチン1%を加えたものを用い, これを飼料中にN%で1.6, 1.4, 1.2, 1.0 0.8, 0.6の6段階に加えて試験飼料を作製した。この飼料を成長期のラッテに与えて30日間飼育し, 体重増加, 窒素効率, 窒素出納などを測定し, その栄養状態を観察した。体重増加はラッテの栄養状態を判定する重要な指標であると考えるが, N0.8%ではやや不良であり, N1.0%以上においてほぼ正常な成長を営む。窒素効率はN0.8%のときに最高を示し, N1.2%以上では下ってくる。保留窒素量はNO.6%のときには劣ってくるが, 0.8-1.2%では差がない。 これらの結果からN1.0%程度の飼料がラッテの正常な体重増加のために要する最低限の窒素量とみなしてよいと考えられ, またおそらく多少の窒素量の変化あるいは窒素化合物内容の変化が最も鋭敏に体重変化に現われる飼料と思われる。よって今後, アミノ酸の過剰あるいは不足の影響を調べていく上においてN1.0%程度の飼料を中心として用いることにした。 本報告の要旨は昭和33年5月栄養・食糧学会大会において口演した。