文章基本信息
- 标题:白米蛋白質に対する他種蛋白質および非蛋白態窒素化合物の栄養補足効果
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- 作者:林 寛 ; 有山 恒
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1961
- 卷号:14
- 期号:4
- 页码:324-330
- DOI:10.4327/jsnfs1949.14.324
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:(1) 白米蛋自質を唯一の蛋白質給源とする食餌に栄養価の異なる天然蛋白質としてカゼイン, グルテンおよびゼラチン, また非蛋白態窒素化合物としてクエン酸アンモニウムおよびアセトアミドを添加して成熟および幼シロネズミに与え, その栄養補足効果の差異を比較した。 (2) 上記の蛋白質の添加は対照の白米区に比較して有意の体重増加を示し, 非蛋白態窒素化合物にはその効果がみられなかった。これらの添加物の栄養補足効果は肝臓のxanthine oxidaseおよびarglnase活性度とほぼ相関を示した。 (3) 血清蛋白質の濃度は添加物によってほとんど影響されなかったが, 血清AG比には添加物の補足効果が比較的鋭敏に反映した。 (4) 肝臓の脂肪は白米食でかなり著明に増加したが, カゼイン, ゼラチンを添加するとこの脂肪化は阻止できる。しかし上記非蛋白態窒素化合物にはこの阻止効果がみられず, アセトアミドはむしろ脂肪肝性作用が認められた。 (5) 得られた成績から総合的に判定すると, 白米蛋白質のごときアミノ酸組成の質および量ともに不完全な蛋白質を補足する場合には, ゼラチンのように単独では劣等蛋白質でもその添加量に留意すればかなりの栄養補足効果が認められる。また成熟動物ではクエン酸アンモニウムおよびアセトアミドのような非蛋白態窒素化合物はほとんど利用されない, しかし幼動物は発育途上にあるためアセトアミドのNは利用できるようである。