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  • 标题:日本人の人乳に関する研究 (第5報)
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  • 作者:斎藤 健輔 ; 中里 薄志 ; 川西 悟生
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1963
  • 卷号:16
  • 期号:4
  • 页码:327-335
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.16.327
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:冬期と夏期に, 札幌, 東京の渋谷と蒲田, 大阪の豊中と城東の5地域で, 保健所に乳児の検診を受けにきた母親から人乳を採取し, その551例について化学分析を行なった結果を統計的に解析した。 1. 各測定項目の全体についての平均値 (試料100g中の含量) と不偏分散の平方根 (カッコ内) は, pH7.20 (0.15), 酸度2.11 (0.79) ml, 比重1.0321 (0.0018), 全固形分12.22 (1.25) g, 脂質3.46 (1.24) g, 無脂固形分8.75 (0.28) g, 乳糖6.86 (0.26) g, 粗タンパク質1.07 (0.14) g, 純タンパク質0.81 (0.11) g, 非タンパク質窒素化合物0.26 (0.05) g, カゼイン0.50 (0.10) g, 乳清タンパク質0.31 (0.09) g, 灰分0.20 (0.02) g, リン13.5 (2.0) mg, 鉄0.15 (0.04) mg, 塩素45 (9) mgであった。 2. 変動係数からみると人乳の成分のなかで個体間の変動の最も大きなものは脂質であり, ついで粗タンパク質, 純タンパク質, カゼイン, 乳清タンパク質, 非タンパク質窒素化合物などの窒素化合物, および灰分, リン鉄, 塩素などの無機物の変動が大きく, 個体間の変動の最も小さい成分は乳糖であった。 3. 酸度, および乳糖, 粗タンパク質, 非タンパク質窒素化合物, 鉄の含量について, 冬期と夏期との平均値の差が有意に検出された。酸度は冬期より夏期の方が低く, 乳糖, 粗タンパク質, 非タンパク質窒素化合物, 鉄の含量はいずれも冬期より夏期の方が高い傾向が認められた。 4. 酸度, 比重, および全固形分, 脂質, 無脂固形分乳糖, 鉄の含量について, 地域による平均値の差が有意に検出された。酸度は蒲田と城東が低く, 比重は渋谷と蒲田が低く, 全固形分と脂質の含量は札幌が低く, 乳糖含量は冬期は札幌が高く夏期は渋谷が高く, 鉄含量は蒲田が低い傾向が認められた。
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