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  • 标题:タンパク食糧に関する研究 (第2報)
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  • 作者:満田 久輝 ; 中村 尚夫 ; 安本 教傅
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1967
  • 卷号:20
  • 期号:1
  • 页码:35-39
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.20.35
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:10M尿素溶液による40℃, 72時間浸漬によって調製したトルラ酵母分離タンパク質, 尿素処理カゼインおよび乾燥トルラ酵母, カゼインについて白ネズミによる窒素出納試験, 成長試験を行ない, 生物価, 消化率, タンパク効率などを測定し, これらを比較検討した。 その結果, (1) トルラ酵母分離タンパク質, 尿素処理カゼイン, 乾燥トルラ酵母, カゼインの生物価は, それぞれ47~48%, 60~67%, 37~51%, 68~70%で消化率はそれぞれ96~97%, 93~94%, 65~68%, 96~98%であった。 (2) 尿素処理によるトルラ酵母分離タンパク質, 尿素処理カゼインの生物価は, それぞれの原料である乾燥トルラ酵母, カゼインの生物価と差異はない。 (3) トルラ酵母分離タンパク質の消化率は乾燥酵母に比して著しく高く, カゼインにやや劣る程度である。尿素処理カゼインの消化率もカゼインにやや劣るが, その差は実際的に無視しうるものである。 (4) 乾燥トルラ酵母の消化率が著しく劣るため, そのタンパク効率は1.1で, トルラ酵母分離タンパク質の1.6に比して著しく劣る。しかし消化率による補正を行なった正味タンパク効率は前者で1.6, 後者で1.6となり有意差は認められない。 (5) 尿素処理カゼインのタンパク効率, 正味タンパク効率はそれぞれ2.3, 2.5でカゼインの2.3, 2.3と大差はない。 (6) 酵母分離タンパク質, 尿素処理カゼインを継続して大量投与しても白ネズミの成長曲線に異常はなく, また白ネズミに外観的異常も現われなかった。 (7) トルラ酵母分離タンパク質にmethionineを補足すると生物価は57~61, タンパク効率は2.2と向上しこれによる成長曲線はカゼインによる場合に匹敵した。 以上尿素処理法はタンパク質の栄養価をそこねることなく多量のタンパク質を抽出する優れた方法であることを立証し得た。
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