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  • 标题:リゾチームの生理効果に関する研究 (2)
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  • 作者:山田 尚達 ; 吉岡 一 ; 田中 哲夫
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1967
  • 卷号:20
  • 期号:1
  • 页码:52-61
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.20.52
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:生後2~150日の乳児17名にリゾチーム130mg/100gを添加した粉乳 (以下試験粉乳と略す) を4~21日間投与し, 乳児の一般所見および糞便中の各成分を測定し, つぎのような結果を得た。対照としては雪印ネオミルクPF (以下PFと略す) を用いた。 1. 試験粉乳投与乳児の一般的な所見は, PF投与乳児に比較して, 便性や授乳量に変化はなく, 体重増加も順調であった。とくに未熟児5例の体重増加は良好であった。 2. 糞便中のリゾチーム含量は, 個体差がきわめて大きく, 0.7~80mg/100g固形であったが, 15例中13例は試験粉乳投与によって増加した。したがって経口投与されたリゾチームは胃の中でもほとんど酵素作用をうけずに腸まで達するものと考えられる。 3. 糞便中のグルコサミン含量も0.3~4.3mg/g固形と個人差は大きかったが, 試験粉乳を投与した場合には14例中12例にグルコサミン含量が増加した。傾向としてリゾチーム量の増加と大体並行した。 4. 試験粉乳投与による乳児糞便中のアンモニヤ態窒素, ヒスタミンおよび硫化水素含量は, PF投与乳児のそれと大差はなかった。 5. 糞便中の窒素化合物の分布については, Dowex-50Wによる篩分別の結果, 60~67%は主としてアミノ酸および低分子窒素化合物であった。 PFおよび試験粉乳投与乳児の間には, 窒素化合物分布に大きな差異は認められなかったが, 試験粉乳投与後は主としてアミノ酸および低分子窒素化合物含量の増加する傾向が認められた。また試験粉乳投与によって糞便中の全窒素に対する水溶性窒素化合物量が若干増加した。 6. 試験粉乳投与乳児糞便のpHおよび便性は, PF投与の場合とほとんど差は認められなかったが, 糞便中のビフィダス菌については増加の傾向が認められた。
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