文章基本信息
- 标题:米および小麦タンパク質のアミノ酸組成と肝脂質
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- 作者:吉田 昭 ; 喜来 良子
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1967
- 卷号:20
- 期号:5
- 页码:397-400
- DOI:10.4327/jsnfs1949.20.397
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:白米が唯一のタンパク源である飼料でネズミを飼育すると肝臓に異常に脂質の蓄積が見られるが, 制限アミノ酸であるThrおよびLys含量が白米飼料と略同じである小麦飼料では肝脂質量の異常な増加は見られずこれまでばく然とアミノ酸バランスの相異によると考えられていたが, 小麦タンパク質のアミノ酸組成に類似するアミノ酸混合物を含み, 炭水化物として蔗糖とバレイショでんぷんを含む飼料では予期に反して肝脂質量は白米飼料の場合と同程度に増加し, 白米飼料に小麦飼料と比較して少ないアミノ酸を全部補足してもまたグルタミン酸の単独添加で小麦飼料と窒素含量が同じになるようにしても肝脂質量の増加を阻止することはできなかった。さらに小麦飼料をでんぷんでうすめても肝脂質の増加する傾向は認められなかった。吸収の速度や体内の利用においてタンパク質中のアミノ酸とアミノ酸混合物中のアミノ酸が全く同じではないからこの差が一つの因子になりうることは否定できないけれども, 白米飼料と小麦飼料の肝脂質に及ぼす影響の差が, アミノ酸組成だけによるばかりでなく, 他の成分によってかなり大きく影響されているのではないかと思われる。