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文章基本信息

  • 标题:魚骨のカルシウム吸収率の調理方法による差異に就いて
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  • 作者:兼松 重幸 ; 高野 晃一 ; 土屋 重義
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1951
  • 卷号:4
  • 期号:6
  • 页码:213-217
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.4.213
  • 语种:Japanese
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:

    以上の實験成績を要約すれば, 3種の魚を, 3種の調理法に處理して, これを3名の健康成人男子被験者に與えて行なった吾々の魚骨のカルシウム吸收實験の結果- (1) カルシウムでは, 調理法別において差があることが確かなようである。即ち粉末に慮理したものが最も吸收率が良好であつた。 (2) 燐では, いずれの場合においても吸收率に有意な差のある結果が得られなかつたが吸收率及びbalanceの両面から見ると, 調理法別において粉末に處理したものが利用の點において比較的有効のように考えられる。 (3) 今回の實験ては總カルシウム及び總隣の經口的攝取量がいずれも1日2g前後のものであつたが, カルシウムでは20~30%, 燐では40~50%の吸收率であつた。 (4) なお, カルシウム及び燐のいずれの場合においても, “から揚げ”の場合の吸收率があまり良好でなかつたのは, 種々な因子に依るものであろうが, “から揚げ”のものが比較的喰べ易いので, 却つて充分咀嚼されなかつたことに基因するのではなかろうか。 又一方において, 脂肪に依る影響も考えられるが, 今日なお, “Caの吸收には脂肪に依る影響が考えられない” と主張する説もあるので, 吾々はこの點に關して, 今後檢討してみたいと考えている。

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