首页    期刊浏览 2024年10月07日 星期一
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文章基本信息

  • 标题:リスク・テイキング行動と実際のパフォーマンスにおよぼすパフォーマンス期待の効果
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  • 作者:橋口 捷久
  • 期刊名称:実験社会心理学研究
  • 印刷版ISSN:0387-7973
  • 电子版ISSN:1348-6276
  • 出版年度:1971
  • 卷号:11
  • 期号:1
  • 页码:35-44
  • DOI:10.2130/jjesp.11.35
  • 出版社:The Japanese Group Dynamics Association
  • 摘要:

    本研究は, アナグラム解決を課題として, Aronson & Carlsmithの仮説がリスク・テイキング行動に適用されるかどうか, すなわち, パフォーマンス期待がリスク・テイキング行動と実際のパフォーマンスに及ぼす効果を吟味しようとしたものである。独立変数として期待とパフォーマンスが操作され, 2×2の4実験条件が設定された。結果を要約すればつぎのとおりである。 パフォーマンス期待とリスク・テイキング行動の関係は, 高期待-高パフォーマンス条件が最もリスキーなリスク・テイキングをおこない, つづいて低期待-高パフォーマンス条件がリスキーであった。また高期待-低パフォーマンス条件および低期待-低パフォーマンス条件はコンサーバティブなリスク・テイキングをおこない, 低期待-低パフォーマンス条件が最もコンサーバティブであった。したがって, 期待よりもパフォーマンスの方が大きな影響力をリスク・テイキング行動におよぼしており, Aronson & Carlsmithの仮説がリスク・テイキング行動に適用できないことが見出された。そして, 期待-パフォーマンス一致条件群 (高期待-高パフォーマンス条件, 低期待-低パフォーマンス条件) は期待とパフォーマンスの影響力が加算されてリスク・テイキング行動に影響を及ぼしている。しかし, 期待-パフォーマンス不一致条件群) 高期待-低パフォーマンス条件, 低期待-高パフォーマンス条件) において, リスク・テイキング行動をおもに支配したのは期待, パフォーマンスにかかわらず, 成功経験であった。 つぎに, パフォーマンス期待と実際のパフォーマンスおよび, リスク・テイキング行動と実際のパフォーマンスの間には, それぞれ有意な関係を見出すことができなかった。

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