Cl.acetobutylicum S-1の粗酵素液により得られた甘藷澱粉について,一般分析,粒径分布,アミログラフ,X線回折等を行なった。その結果,1.これらには著しい差がみられない。またこれはこの菌の酵素によるよりも甘藷中に存在する因子(例えば種々な酵素)によりわずかながら変性を受ける。2.非常に薄いヨウ素液で色相の違いがみられた。3.不良化澱粉の量が他にくらべて多かった。等を明らかにした。