(1) リンゴ,ゴム病,ハリドウシ被害果,未熟果の搾汁中に塩基性苦味成分の存在を認めた。 (2) 水蒸気蒸溜により酒精と共に溜出する。 (3) リンゴ酒中の苦味はtyrosolと該苦味物質の共存によると考えられる。 此の報告の発表を許可して下さった青森県工業試験場長城倉可成氏に感謝の意を表します。