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  • 标题:甜茶抽出物とペルオキシダーゼの組合せによる酵素的消臭効果
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  • 作者:髙垣 奈保 ; 児玉 悠史 ; 森田 大紀
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:2015
  • 卷号:62
  • 期号:8
  • 页码:409-416
  • DOI:10.3136/nskkk.62.409
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    ペルオキシダーゼ併用により高い消臭増強効果を示した甜茶抽出物について,作用機序解明および食品への応用検討を行った. ペルオキシダーゼによる甜茶抽出物の消臭増強効果におけるpHの影響を調べた結果,pH 7.0が最も消臭増強効果を高める条件であった.また,甜茶抽出物の試料溶液(pH 7.0)が消臭反応時に生成する過酸化水素量は,甜茶抽出物濃度が高くなるにつれ,生成量が増えた. これらの結果から,ペルオキシダーゼによる甜茶抽出物の消臭増強効果の作用機序は,1)大気条件下の消臭試験(pH 7.0)において,甜茶抽出物が過酸化水素を生成し,2)それを酸化剤としたペルオキシダーゼの触媒作用により,甜茶抽出物中のポリフェノールの酸化が促進され,3)酸化されたポリフェノールがMeSHと反応することにより消臭増強効果が得られることが示唆された. 一方,無酸素条件下やpH 6.0でのペルオキシダーゼによる甜茶抽出物の消臭増強効果は,大気条件下(pH 7.0)でのそれより劣っていたが,さらに過酸化水素を添加することで高い消臭率を示した.また無酸素条件下での甜茶抽出物の試料溶液(pH 7.0)が消臭反応時に生成する過酸化水素量は,大気条件下でのそれと比較して少なかったことより,無酸素条件下では甜茶抽出物がペルオキシダーゼの触媒作用に充分な過酸化水素を生成できないことが,酵素的消臭の制限となっていることが示唆された. 食品への応用検討として,ペルオキシダーゼと甜茶抽出物の比率を検討した結果,ペルオキシダーゼを添加した甜茶抽出物の酵素的消臭は,その3倍量の甜茶抽出物より高い消臭効果を示した.またチューインガムに甜茶抽出物,または甜茶抽出物とペルオキシダーゼを配合したところ,ペルオキシダーゼ配合による消臭増強効果が認められた.

  • 关键词:口臭; 甜茶; ペルオキシダーゼ; 消臭; 過酸化水素
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