国の行う研究開発の不必要な重複を排除し,重要なものの欠落を防止し,境界領域における不備を埋めることによって資金と人材の効率的運用をはかるために,科学技術庁においてはその調整活動を行っている。毎年,国内の研究開発の動向,経費の配分状況,研究開発へのニーズ等の分析結果に基づき,各省庁に対し,次年度において推進すべき事項をとりまとめてその実現を要請する。各省庁の研究開発の構想が固まる前に,そのヒアリングを行い,省庁間が実施する研究開発の調整を行う。本稿においては,その業務の概要と,その業務に対するJOISの利用の可能性および方向について述べる。