まずISO 2788の定義に基づきシソーラスのタイプに2種類あることを紹介し,それを踏まえて,今後のオンライン時代におけるシソーラスの活用の望ましい姿を考察した。次に,オンライン検索における用語コントロールのあり方および多言語シソーラスの必要性について言及した。最後に当面の課題として,56年度のJICSTファイルから入力を開始する準ディスクリプタについて,目的,定義,範囲等について紹介するとともに今後のシソーラスのメインテナンスの問題についても言及。