日本語情報の入力装置として,漢字を含む2000種以上の文字を100字/秒の速度で読取る漢字OCRを開発することへ挑戦した。新しいパターン認識理論,漢字パターンの効率的な大分類法や書物上に印刷された文字を走査する技術を開発することにより,普通紙を用いた特許公報を99.8%の正確さで読取る漢字OCRが実現可能となった。