SDIシステムにおいては,バッチ情報検索システムと異なって,1回に与える質問が多数となるため,電算機処理時間は無視し難い大きさとなる。小論は探索というマッチング処理に着目して,プログラムの外部から与えるパラメータが,いかにその処理速度を左右するかを究明しうよとしたもので,FACOM 230-50 DISPの概要,文献データファイルの構成,検索タグ,質問プロファイル,検索機能について略述し,実験としてデータベースの概要,分類指定,部分一致機能,質問プロファイル数,回答件数などの探索時間に与える影響について述べ,考察を行なった。(図6,表8,参考文献3)