文章基本信息

标题：Influences of Vitamin D Restriction on Alkaline Phosphatase Activity in Rats Fed a High-fat Diet
本地全文：下载
作者：Kanae Nakaoka ; Rieko Tanabe ; Yuno Oku 等
期刊名称：日本栄養・食糧学会誌
印刷版ISSN：0287-3516
电子版ISSN：1883-2849
出版年度：2016
卷号：69
期号：2
页码：57-63
DOI：10.4327/jsnfs.69.57
出版社：Japanese Society of Nutrition and Food Science
摘要：高脂肪食におけるビタミンD制限によるアルカリホスファターゼ (ALP) 活性への影響について検討した。11週齢SD系雄ラットをコントロール食 (C) 群, ビタミンD制限食 (DR) 群, 高脂肪食 (F) 群, 高脂肪食でビタミンDを制限した食餌を与えた (FDR) 群の計4群に分けた。実験食開始28日後に, 大腿骨のALP活性は, DR群がC群と比べて有意に低値を示し, FDR群もF群と比べて有意に低値を示した。また, 十二指腸のALP活性においては, FDR群がF群と比べて有意に低値を示した。小腸ALPは, 腸内細菌由来のリポ多糖 (LPS) などを脱リン酸化して解毒していることが示唆されており, 高脂肪食摂取時におけるビタミンD制限が小腸ALP活性を低下させることにより, 腸内ホメオスタシスに影響を及ぼしている可能性が考えられた。
关键词：vitamin D;high-fat diet;alkaline phosphatase;intestine;femur;ビタミンD;高脂肪食;アルカリホスファターゼ;小腸;大腿骨