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文章基本信息

  • 标题:Mood and the Modal System in Saramaccan
  • 作者:Heiko NARROG
  • 期刊名称:言語研究
  • 印刷版ISSN:0024-3914
  • 电子版ISSN:2185-6710
  • 出版年度:2005
  • 卷号:2005
  • 期号:128
  • 页码:33-72
  • DOI:10.11435/gengo1939.2005.128_33
  • 出版社:Japan Science and Technology Information Aggregator, Electronic
  • 摘要:モダリティの文法範疇の中に統語的振る舞いの異なる下位カテゴリーが含まれている可能性があることは,以前より注目されている.また,形式文法論においても機能主義的・類型論的文法論においても,その下位カテゴリーの,機能的カテゴリーの階層構造における位置が普遍的であるという主張がなされている.本研究では,スリナムのクレオール語であるサラマッカ語の動詞句におけるモダリティの文法的標示の統語的振る舞いを調査し,その結果を「役割と指示の文法」(RRG)と「機能主義文法」(FG)で提案されたモダリティの階層と比較した.その結果,サラマッカ語のモダリティ表現において根源的モダリティ(root modality)と認識的モダリティ(epistemic modality)との問に階層上の明確な断絶が認定でき,サラマッカ語のデータは普遍的と思われてきた傾向に概ね合致することが判明したが,各文法理論で必ずしも予測されていない個別の文法標示の間の相違が存在することも分かった.なお,本論文は小規模ながらサラマッカ語の記述に貢献することも目的とする.
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