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  • 标题:自動rRNA遺伝子間多型解析(ARISA)によるキノコ種鑑別の検討とカキシメジによる食中毒疑い事例への適用の試み
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  • 作者:菅原 諒太 ; 山田 さゆみ ; 涂 志豪
  • 期刊名称:食品衛生学雑誌
  • 印刷版ISSN:0015-6426
  • 电子版ISSN:1882-1006
  • 出版年度:2016
  • 卷号:57
  • 期号:2
  • 页码:37-45
  • DOI:10.3358/shokueishi.57.37
  • 出版社:The Food Hygienic Society of Japan
  • 摘要:遺伝子多型を利用した微生物叢解析手法の1つである自動rRNA遺伝子間多型解析(ARISA)について,キノコ種同定への応用可能性を検討した.道央圏で採取した自生キノコ51試料および市販栽培キノコ2試料を温風乾燥後,ビーズ粉砕によりDNAを抽出し,rRNA遺伝子(rDNA)多型領域の塩基配列解析を行い,キノコ種33種を同定した.ARISAについては,ケイ光標識共通プライマーを用いてrDNAの遺伝子間2領域(ITS2およびITS1)についてPCR増幅を行い,シーケンサにより±0.1%の正確さの範囲で,それぞれの固有フラグメント長(bp)を求めた.その結果,全33種のうち27種は種固有のフラグメント長の組み合わせを示したが,残り6種3組は種間に重複を認めた.また同種キノコの種内多型を13種32試料について調べた結果,2種のキノコに1 bpの差を認めた.一方,実際にカキシメジ食中毒が疑われたキノコ種の鑑別において,子実体が完全な原形をとどめず形態判別が不十分であったことに加え,保存中に酵母の増殖を認めた試料に対して,ARISAを適用したところフラグメント長は鑑別対照のカキシメジのものと7 bpの差を示したがキノコ種の同定は不可能であった.このように,子実体が不完全かつほかの真菌類が混在するような試料に対して,ARISAは比較的簡便な操作で迅速な判別結果を与えうる可能性が示唆された.しかしながら,種間多型の重複に加え種内多型も認めるITS領域の解析からは確実なキノコ種の同定には限界があることも併せて明らかとなった.
  • 关键词:DNA多型;品種鑑定;キノコ;自然毒;食中毒;DNA polymorphism;species identification;mushroom;natural toxin;food poisoning
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