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标题: 評価の国際的潮流と市民社会組織の役割 本地全文: 下载 作者: 今田 克司 ; 田中 弥生 期刊名称: ノンプロフィット・レビュー 印刷版ISSN: 1346-4116 出版年度: 2016 卷号: 16 期号: 1 页码: 27-37 DOI: 10.11433/janpora.16.27 出版社: The Journal of the Japan NPO Research Association 摘要: 市民社会組織(CSO)にとって,評価が学びとなり,社会課題の解決に向けた効果的なツールとなるとの着眼点から,日本のNPO/NGOに向けた評価普及の試みに取り組んでいる.その観点から,本論は,グローバルな場で起こっている2つの流れに注目した. ひとつは,2015年,持続可能な開発目標(SDGs)採択の年を契機として,評価の担い手の育成が急務との発想をもとに,国レベルでの質の高い評価のための環境整備や評価専門機関とCSOの基盤強化などを主眼とする今後5年間のグローバル評価アジェンダが作られたことだ.もうひとつは,評価専門家のあいだで進展しつつある,評価の「第5の波」と呼ばれる潮流である.それは,評価の対象のみならず,それを取り囲む関係者が多様になり,事業の「成果」と同様に「価値」に注目が集まり,評価結果の活用も投資目的など,急速に幅広いものになっている状況をさす. こうした流れのなかで注目したいのが,システム理論や複雑系理論を援用した「発展型評価」と呼ばれる評価アプローチで,従来のやや静態的な評価アプローチから,より動態的なアプローチそして開発されているものだ.これらは,社会的イノベーションなどをモニターし,支援するものとしての使い道が議論されている. 关键词: 評価;市民社会組織;持続可能な開発目標;複雑系理論;発展型評価;evaluation;civil society organizations (CSOs);sustainable development goals (SDGs);complexity theory;developmental evaluation