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文章基本信息

  • 标题:中国産および日本産かまいり茶の香気成分
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  • 作者:小菅 充子 ; 相坂 浩子 ; 山西 貞
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1981
  • 卷号:34
  • 期号:6
  • 页码:545-549
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.34.6_545
  • 语种:Japanese
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:

    1) かまいり方式をとる中国緑茶の香気の特徴を知るため, 中国高級かまいり茶7種と, 比較のため日本かまいり茶2種の香気成分の分析を行なった。中国緑茶はゲラニオールや2-フェニルエタノール, ペンジルアルコールなど全体的にパラ様の甘い花香をもつ高沸点物質を多く含み, 加えて日本緑茶ではほとんど見られぬフェノール類を含むものが多い。これらは甘く, また漢方薬的な香りがするという官能特性とよく一致する。 2) 日本かまいり茶は甘い花様の香りのゲラニオールやネロリドールのほかに, 重厚な香りを与えるピラノイド型のリナロールオキサイドを多く含み, またシス-3-ヘキセニルヘキサノエイトや2, 6, 6-トリメチル-2-ハイドロキシシクロヘキサン-1-ナンなど青くさい香りを与える物質の含量も高い。これらのことから官能的にも中国緑茶とはやや異なり, さわやかでややこくのある煎茶様という結果を示すことがうなずける。 3) 中国および日本茶とも, かまいり製緑茶は蒸熱製緑茶に比べると, さわやかな香りのリナロールが非常に少なく, 一方, 焙焼香気成分の1種であるこうばしい香りのピラジン類を含み, 製法による香気の特徴がはっきりと認められた。

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