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文章基本信息

  • 标题:ラットにおけるリジン体内酸化とリジン必要量におよぼす加齢の影響
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  • 作者:小畠 義樹 ; 岩谷 昌子 ; 田村 盈之輔
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1981
  • 卷号:34
  • 期号:6
  • 页码:571-577
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.34.6_571
  • 语种:Japanese
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:

    リジン最少必要量におよぼす加齢の影響を調べるために, 1, 3, 6, 12月齢のウィスター系雄ラットを用いて実験した。各月齢ラットは数群に分けリジンレベルを段階的に変化させた飼料を各群に3週間投与した。そのときの体重増加量 (または体重変化量), たん白質摂取量に対する体重増加量の比率, 窒素出納値を指標にして, 各月齢ラットのリジン必要量を求めた。また同時に, 体内リジン酸化速度をL-リジン-14C投与後の呼気14CO2量を測定することにより求め, それを指標にしてリジン必要量を推定するとともに, 他の方法による必要量の値との関係を検討した。 体重増加量を指標にしたとき, 1, 3, 6, 12月齢ラットの飼料リジン必要量レベルはそれぞれ0.45%, 0.45%, 0.15%, 0.15%になった。たん白質摂取量に対する体重増加量の比率から求めた値もそれらに似ていたが, 1月齢で0.60%となり, やや高い飼料レベルが必要であった。窒素出納値を指標にしたときは体重増加量からの値とやや異なり, 1, 3, 6, 12月齢ラットでリジン必要量レベルはそれぞれ0.60%, 0.30%, 0.30%, 0.075となっていた。 体内リジン酸化速度を指標にする方法では明確な値が得られやすいが, 他の方法で求めた数値よりやや低い傾向が各月齢ラットについて見られ, 1, 3, 6, 12月齢ラットで飼料リジンレベルがそれぞれ0.425%, 0.332%, 0.137%, 0.107%の値となった。これらの値が必要量とどのように関係するかさらに検討する必要がある。体重100g当たりの1日当たりリジン必要量 (mg) の値は加齢により明らかに減少が見られ, 飼料リジンレベルによって表わす場合より, 各月齢ラット間で大きな差を示していた。どの測定法によっても, 1月齢に対し3月齢では約1/2, 6, 12月齢ラットは1/5~1/10程度になっていた。

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