文章基本信息
- 标题:種々の大豆製品のたん白質の人工消化実験による簡易栄養評価
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- 作者:的場 輝佳 ; 吉田 穂積 ; 米澤 大造 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1981
- 卷号:34
- 期号:5
- 页码:415-421
- DOI:10.4327/jsnfs1949.34.5_415
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:豆腐, 油揚げ, 生ゆば, 乾燥ゆばのたん白質の栄養評価を消化性 (in vitro) の面から検討した。比較のために生大豆も用いた。これらの大豆製品のトリプシン-インヒビター活性は生大豆の2~5%であった。 ペプシン-パンクレアチンで消化した場合 (腸管吸収前のモデル系), これらの品目は, いずれも平均アミノ酸残基数が15以下に消化されており, 生大豆 (<20) に比べ, 高分子のペプチド画分の割合も少なかった。アミノペプチダーゼ-プロリダーゼでさらに加水分解した場合 (小腸粘膜 (膜消化) および腸管吸収後のモデル系), これらの品目は生大豆に比べ加水分解されやすく, 必須アミノ酸のほとんどが遊離した。また, これらのたん白質中のリジン, メチオニンもほとんど損傷を受けていなかった。以上の結果, 豆腐, 油揚げ, 生ゆば, 乾燥ゆばのたん白成分の栄養性は, 人工消化実験による消化性を指標にするかぎり, 優れていると結論することができる。 本研究にご協力をいただきました服部孝子氏に感謝いたします。