首页    期刊浏览 2024年11月29日 星期五
登录注册

文章基本信息

  • 标题:成長期白ネズミのメチル水銀投与に対するヨウ素摂取量の影響について
  • 本地全文:下载
  • 作者:西田 妙子 ; 西田 宏 ; 晴山 信一
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1980
  • 卷号:33
  • 期号:6
  • 页码:375-384
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.33.375
  • 语种:Japanese
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:

    メチル水銀を連続投与した場合の中毒の発生, 蓄積ならびに排泄に対するヨウ素摂取量の影響を調べる目的で, 白ネズミをヨウ素およびコンブ給与量にしたがって5群に分け, 2回にわたって飼育試験を行なった。飼料へのヨウ素添加量は0.265~150ppm, コンブは5%給与した。 1) 第1飼育試験では, 白ネズミを塩化メチル水銀 (以下MMCと略記する) 30ppm (Hgとして) 含有飼料で, 約4週間飼育し, ヨウ素摂取量とメチル水銀中毒症発生の関係を調べた。 2) MMC連続投与19~29日間で, 対照群を除いて, ヨウ素給与量の多い群から順次にメチル水銀中毒症状 (後跂麻痺) が発生し, その症状発生までのMMC累積摂取量は, ヨウ素多給になるほど, 有意に減少した。MMC投与群では, 体重の減少, 腎臓の肥大と黒変, ならびに骨の軟弱化が顕著であった。 3) 第2飼育試験では, 白ネズミをMMC 10ppm (Hgとして) 含有飼料で37日間飼育後, MMC投与のみを止め引き続き29日間飼育し, ヨウ素摂取量の多少がメチル水銀ならびに総水銀の蓄積と排泄に及ぼす影響を調べた。 4) 低ヨウ素群は, 高ヨウ素群に比べて, MMC 37日間連続投与後の肝臓, 脳, 筋肉, 全組織中のMMC蓄積量が有意に少なく, さらに, MMC投与を止めて29日後のMMC残留量も, 肝臓, 腎臓, 脳, 筋肉, 脾臓全組織とも, ほとんど有意の低値を示した。 5) 総水銀は, ヨウ素摂取量に対して, MMC37日間連続投与による蓄積, ならびにMMC投与を止めて29日後の残留のいずれも, メチル水銀の蓄積, 残留に準じた傾向を示した。 6) 2回の出納試験で, 尿中MMC排泄量は, 高ヨウ素群に比べて, 低ヨウ素群では有意に増加した。

国家哲学社会科学文献中心版权所有