文章基本信息
- 标题:アセチルアセトン改良法による蔬菜, 食用キノコ中のホルムアルデヒドの定量
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- 作者:岩見 公和 ; 安本 教傳 ; 満田 久輝 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1974
- 卷号:27
- 期号:8
- 页码:387-391
- DOI:10.4327/jsnfs1949.27.387
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:レンチニン酸 (lentinic acid) およびその構成“新含硫アミノ酸 (des-Glu-lentinic acid) ”から酸加水分解および熱分解によってホルムアルデヒドの生ずることを示し, 衛生試験法に定める水蒸気蒸留法に従ったとき, 食品によっては本来含まれないにもかかわらず, 実験操作中の人為的要因によって過量のホルムアルデヒドを測ることになる実例を示した。 試料を直接アセチルアセトン法によって測定すればその誤りは避けられるが, ニンニクやタマネギ抽出液のように磨砕したまま放置しておくと, 濃く着色するものでは盲検値が高くなりすぎて測定値の正確を期しがたい。 n -ブタノールやiso-アミルアルコールを用いれば, ホルムアルデヒドとアセチルアセトン, アンモニアの縮合物質3, 5-diacety1-1, 4-dihydro-lutidineのみほぼ完全に転溶される。 そこで, それらアルコールによる抽出操作を取り入れたアセチルアセトン改良法の適用によって植物性食品中に含まれるホルムアルデヒドの定量を行ない, 一般によく摂取されるキャベツ, ニンジン, タマネギ等蔬菜類の人体に対する安全性に問題はないが, シイタケでは酵素反応によって多くのホルムアルデヒドが生ずることを確認した。